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人工の金属を、あごの骨に埋め、自分の歯のように噛めるようにする治療です。
インプラントは、外科手術を伴い治療法です。人は18歳位になると、あごの成長がほぼ終わるので、長期の計画を立てて治療を受けられます。数ヶ月から1年かけて2段階の手術をします。
インプラント治療のステップ・バイ・ステップ | ||
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STEP1 | 【診査・診断】 | |
STEP2 | 【インプラント体埋入前の処置】 | ●口の中を徹底的に清掃 ●残っている歯を治療 (歯周病、虫歯、噛み合わせ等の治療) ●インプラント体を埋め込む部分(あごや上顎など)の骨を造成 |
STEP3 | 【インプラント体の埋入手術】 | ●1次手術(インプラント体の埋入手術) 下あご:1.5〜4ヶ月 上あご:1.5〜12ヶ月(1年) |
STEP4 | 【仮補綴物の装着・修正】 | ●仮補綴物(仮歯)を装着 ●抜糸 ●仮補綴物(仮歯)の修正:約2ヶ月 |
STEP5 | 【上部構造製作】 | ●印象(型どり) ●噛み合わせの記録どり ●装着:約1ヶ月 |
STEP6 | 【メインテナンス】 | ●1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月 |
全身的及び局部に問題がある場合は治療を受けることが出来ない場合があります。
【歯周組織の再生治療が注目されています】
歯周病が歯の喪失原因の第1位になっています。歯を失った後の機能回復に最適なインプラント治療は、ここ30年で飛躍を遂げました。同様に歯周治療、特に歯周組織の再生療法も進歩しています。以前には抜かなければならなかった歯も、抜かずに治すことができるようになりました。
この20年間に歯周病の治療法は、飛躍的に進歩を遂げています。私が歯科医院を開業した頃は、抜歯していた歯でも、現在では、かなりの確率で保存できるようになってきています。
歯周組織の再生療法の進歩が、このことに大きく貢献しています。また、歯が抜けてしまった部位に行うインプラント治療の進歩により、いままで諦めていた審美性や機能の回復が可能になってきたのです。
では、歯科治療のどのような部分で再生療法が応用されているのでしょうか。
一般的に、歯周病では骨の形が垂直的に溶けている場合(すり鉢状)は、再生療法が可能で、水平的に溶けている場合は、切除療法が適応されます。
再生療法が可能かどうかは、レントゲン撮影をし、種々の検査を行ったあとに歯科医が診断します。
歯周組織を再生させる歯周再生療法は、現在、エムドゲイン法、GTR法、骨移植法の3つの方法が使われており、時としてこれらを組み合わせて、用いることもあります。
また、歯肉の再生も可能になりました。歯肉が痩せて歯根が露出し、歯が長く見えているような状態を改善することができるようになったのです。
これは歯周形成外科と呼ばれる分野の治療法ですが、上顎口蓋歯肉の内側の結合組織という部分を移植する方法、あるいはエムドゲインを利用して歯肉の再生が可能になってきました。
近年、インプラント治療の進歩は目覚しく、高い成功率、機能の回復、審美的な治療が可能になってきました。
「何でも噛めるようになって、若返ったようだ」 「どの歯がインプラントか、わからないくらい自然で嬉しい」など、多くの患者さんから良い評価を得ています。
ところが一方で、「インプラントをしたが、すごく腫れて痛かった。今も噛めない」「高額な治療費をかけたのに、すごく悪くなって抜けてしまった」など、悪い噂も、実際に色々な話を耳にします。
(出典)
『これで解決!!歯周病・インプラント 信頼できる歯科医院』 監修:小野 善弘、中村 公雄、宮本 泰和 / 発行:幻冬舎
「進歩する歯科医療技術」 宮本 泰和(日本インプラント研究会会長 四条烏丸ペリオインプラントセンター院長)
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