帯広市の歯医者、歯科医院,
日本口腔インプラント学会専門医,
大通り歯科クリニック 院長の市川です。
医療法人社団 大通り歯科クリニックでは
長期経過を医院理念に掲げ,
院内一丸となって
日々前進努力する医院を目指しています.
診査・診断に基づいたインプラント,
歯列矯正,審美歯科,口腔外科,歯周病治療,
義歯治療といった総合的に治療を行う包括的歯科診療を行っています.
先週末の7月11日(土),北海道大学臨床施設説明会に参加してきました.
一昨年以来の参加となります.
私と,副院長,高谷先生の3人で現在の大学の教育システムなどの話を聞くことが出来ました.
私達のテーマは教育です.
今,歯科医は「ワーキングプア」と呼ばれ,
「働いても,働いても借金が減らない」と言われています.
そして,恐ろしいことに歯科医師の国家試験の合格率は60%台です.
つまり,10人受けて6人しか受かりません.
6年間の専門教育を終え,国家試験に合格しなければ何もできません.
こういう国家試験浪人が全国で激増しています.
もちろん,学生自身の問題も否定できません.
しかし,大きな社会問題になりつつあることに不安を感じています.
そんな背景があり,私達は教育ということを実行していこうと決めました.
私は常に,
「教わる」人よりも
「教える」人の方が勉強になる!
と思います.
私も卒業したばかりの若いときには教わりました.
「秀吉のようにアンテナたてろ!」
のように「見て盗め」の部分もあったのは事実ですが,
やはり教育,指導してくださった師匠のお陰だと思っています.
今度は自分が教育する番と考えています.
今回は北大だけでなく,医療大や他大学の学生と話すことできて
本当に感謝しています.
若い学生達と話をすることは
1.刺激になる
2.勉強になる
3.現在の教育システムを肌で感じることができることです.
学生が抱える不安を少しでも払拭し,
「良い治療」「本物の治療」
ができる歯科医が増えることを期待しています.
「みんな大志を抱いて,行動しようぜ!!!」
とメッセージを伝えてきました.
夜は研修予定の学生と楽しいお酒を飲めました.
今後も続けていくつもりです.
(終わり)